壊れる前に知る鍵の寿命【メンテナンスをして長持ち】

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普段何気なく使用することの多い鍵ですが、時間とともに劣化はしていきます。

劣化が進むと鍵の形状に変化が起こり、最後には壊れて使えなくなるのです。

つまり、鍵にも寿命はあります。

ただ、多くの人は鍵の劣化や寿命について意識することはなく、毎日鍵の抜き差しや回すなどをして使用しているのです。

このとき、何もしなければ鍵の寿命が尽きて壊れてしまいますが、メンテナンスをすることで長持ちさせることができます。

ですが、どのようなことをすればいいのかと悩まれる方がいるかもしれません。

そこで、知っておきたい鍵の寿命や劣化のサイン、そしてどのようなメンテナンスをするべきかをご紹介していきます。

鍵も物である以上、永久に使い続けることは不可能なので、この機会にぜひチェックしてみてください。

目次

鍵にも寿命はあるため壊れることがある

冒頭でお伝えした通り、鍵も物である以上は寿命が存在します。

寿命が尽きると当然ながら壊れて使えなくなるのですが、どれくらい使用することができるのでしょうか?

また、壊れるサインはあるのでしょうか?

これについては、下記でご紹介をしていきます。

鍵の耐用年数

まず、鍵の寿命についてですが、一般錠の耐用年数が10年、電気錠が7年といわれています。

これは、錠前を製造しているメーカーの日本ロック工業会(JLMA)が、錠を適切に保守・点検することで、安全上支障なく使用することができる期間を制定したことからきています。

つまり、鍵の経年劣化が原因で「財産・生命・身体への被害」が発生する可能性があると考え、重大事故を未然に防ぐための措置として、鍵の耐用年数(寿命)を決めたということです。

これを参考に、新品の鍵を使い始めてから10年、電気錠の場合は7年経過したことを目安とし、「そろそろ鍵の寿命が近づいているかもしれない…」と認識しておくことが重要です。

そうすることで、「古い鍵を新しく取り替えるか」「鍵をメンテナンスして様子を見るか」を壊れる前に判断することができるようになります。

鍵の違和感は劣化のサイン

鍵を長く使っていると、「最近鍵が回りづらい…」や「鍵の抜き差しがしにくい!」などを経験したことのある人はたくさんいます。

問題なく使うことのできていたときと比べて、鍵に違和感を覚えるのです。

このような鍵の使いづらい違和感があれば、一つの目安として劣化のサインと判断することができます。

また、鍵自体に「亀裂・欠け・サビ」などがある場合は、鍵の寿命が近づいていると判断することができます。

なお、亀裂・欠け・サビがある場合は合鍵を作る、あるいは鍵交換を行うと安心です。

ただ、鍵の回しづらさや抜き差しがしにくいだけであれば、後ほどご紹介をするメンテナンスをすることで、使いやすくなる可能性があります。

鍵の寿命は定期的なメンテナンスで長持ちする

鍵の寿命は一般錠で10年、電気錠で7年といわれていますが、定期的にメンテナンスをしてあげることで長持ちさせることができます。

例えば、鍵が回りづらい、抜き差しがしにくいは、主にシリンダー(鍵穴)内部に溜まったホコリやサビが原因です。

このとき、サビが原因であればシリンダーを交換せざるを得ませんが、ホコリであればメンテナンスをすることで対処することができます。

具体的には、シリンダーに「鍵穴専用の潤滑剤」をスプレーするだけの簡単な作業です。

スプレー後に鍵をシリンダーに挿入し、そのまま抜き差しと回すことを数回繰り返す。

そして、シリンダーまわりの汚れを布で拭き取り、同じく鍵の汚れも拭き取るだけで完了です。

このとき注意をしておきたいことは、「潤滑油」をスプレーしてはいけないことです。

潤滑油をシリンダーにスプレーしてしまうと、中に入っていたホコリが固まり壊れる原因となります。

また、部品を劣化させる成分が含まれていることもあるので使用してはいけません。

なお、鍵穴専用のスプレーがない場合は「鉛筆」でも代用することができるので、ぜひ下記の記事を参考に試してみてください。

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メンテナンス後も違和感がある場合は寿命と判断し鍵交換を検討する

鍵に違和感がない状態のときに定期的なメンテナンスをしておくことで、より長く使い続けることは十分可能です。

このとき、ホコリが原因で「鍵が回りづらい」や「抜き差しがしにくい」などの場合も、お伝えしたメンテナンスを行うことで長く使い続けることができます。

ただ、メンテナンスを行っても変化がなく、鍵に違和感があるのであれば、寿命と判断する必要があります。

無理に使い続けてもすぐに壊れる可能性が高いので、扉のシリンダーと鍵を一緒に交換しておくと安心です。

なお、鍵交換は物によって自分で行うことはできますが、取り付けに失敗すると扉自体を破壊してしまう可能性があります。

そのため、鍵交換に自信のない場合は、鍵屋さんを頼るとすぐに駆けつけて対応してもらうことができます。

防犯性に優れた鍵を提案してもらうこともできるので、プロに作業をお任せすると安心です。

鍵も物である以上は寿命があるので、ぜひ本記事を参考にメンテナンスや鍵交換を行ってみてください。

そうすることで、突然壊れて焦ることなく、安心して鍵を使い続けることができるようになります。

鍵のトラブルを解決するために鍵屋さんへ依頼しようとしたとき、ネットで検索すると数多くの鍵業者が表示されます。

このとき、鍵屋さんによって到着するまでの時間、技術力、料金、対応の仕方などは大きく異なるので、適当に依頼すると失敗する可能性がとても高いです。

そのため、よく確認をした上で依頼する必要があります。

ただ、確認してもどの鍵屋さんへ依頼するべきかと悩まれる方は少なくありません。

そこで、以下のページでは鍵トラブルが発生した際に、安心して依頼することのできる鍵屋さんを詳しくご紹介しています。

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